鍼灸治療の原理.生理反応の1番目にあげられるのが、血流増加です。
血流増加といっても、これはあくまでも対応する治療箇所においての血流の増加になります。
鍼を刺した箇所ではなく、離れたところの血液量の増加がみられます。
全身の血液がその箇所に集まるようなイメージです。
血流が増加することで、色んな症状の緩和に繋がってきます。
くわはら鍼灸院
鍼灸治療の原理
いわゆる生理反応として以下の4点が 今までの研究、発表で分かったてきています。
この原理、生理反応を利用して治療を行なっています。
①血流増加 ②止痛 ③抗炎症 ④神経系の調整
明けましておめでとうございます。
2022年
本日から仕事始めです。
今年も、地元 天草 熊本から
鍼灸治療の素晴らしさ
鍼灸治療の不思議さ
鍼灸治療の楽しさ
を広げていきたいと思います。
よろしくお願いします。
2021年
今日を持って仕事納めです。
1年間 ありがとうございました。
今年はブログの更新があまりできませんでしたが…
2022年はブログにも力を入れていきたいと思います。
あなたの健康の道しるべ
前回の続きです。
検査法はいたって簡単
先ずは軽く足を開いて 前屈 後屈 左右に側屈 左右に回旋
次に肩幅より大きく足を開いて 左右に側屈 左右に回旋
これだけです。
どの動きの時に1番、痛みや違和感が出るのかをチェックして、そこに対応する指に特製シリコンゴムを装着して、動きを確認していきます。
改善がみられたら
数日間、装着してもらうと症状がさらに軽くなります。
鍼灸治療の補助的なものとして ナカメ式足指バンドを活用しています。
ナカメ式足指バンドとは 足の指に特殊なシリコンのゴムをはめて身体のバランスを整える方法です。
手足には左右6本ずつ、計24本の経絡(けいらく)が通っています。
どの経絡が1番バランスを崩しているのかを簡単な検査でみつけだして装着するだけです。
たったこれだけのことですが、 面白いように効果がでる患者さんがいます。
前回は湿布は身体を冷やすからカイロを勧めましたが、
必ず質問があるのは
『では温湿布ならいいですか?』
答えは ❌
温湿布は一見、身体を温める感じがしますが、使った事がある人はわかると思いますが、温まるのは皮膚表面だけで、消炎鎮痛剤の作用で身体の深部は冷やされます。
トータルでみた時に温湿布も身体を冷やす方向に向かわます。
また皮膚の弱い人は冷湿布以上に刺激が強いので注意が必要です。
お風呂に入るときは特に注意したほうがいいです。
今はカイロもお手頃価格になりましたので、この冬や、冷房が効きすぎる夏なども活用されると身体が喜びます。
先日の記事の続きです。
慢性の痛みに何年も湿布を貼られている人がいます。
捻挫や打撲などの急性の痛みには冷湿布もいいですが、
慢性の痛みには湿布はお勧めしません。
むしろ、やめてもらう方向でアドバイスさせてもらってます。
湿布は身体を冷やしますから、血液循環が悪くなります。
この季節はただでさえ寒いのに湿布を貼ったら寒さ倍増です。
お風呂に入って温まったら、痛みが軽くり身体が軽くなりますよね。
痛みがある時は湿布よりカイロです。
痛みがある箇所に何枚でも貼っていいです。
ただし、低温やけどには注意しましょう。
鍼灸院には
脊柱管狭窄や椎間板ヘルニアと診断された人で手術は嫌だから、なんとか鍼灸治療で改善しないだろうかと来院される人と…
すでに手術をしたが、その時は良かったけど、また元に戻って調子が良くない人が来院されます。
個人的には手術が必要な人は10人の内に2人ぐらいで、あとの8人はむしろ手術はしないほうが身体にダメージはなく長い目でみたら経過は良くなるように思います。
手術は最後の手段で、まずは鍼灸治療をお勧めしたいです。
そして、今の季節は寒いので、湿布よりもカイロを強く勧めます。
現代人は不眠を訴える人が多いです。
以前と比べると肉体労働が減った事や、ストレス社会と言われるように 自律神経のバランスを崩している人が多いように思います。
病院にいけば、不眠症には睡眠薬や精神安定剤の薬がだされますが、どうしても眠れない時は薬の助けを借りるのは良いと思いますが…
根本的に改善させたい、出来るだけ薬の量を減らしてたいと思われている方に鍼灸治療はお勧めです。
鍼灸治療をした夜は、ぐっすり眠れると言う声は非常に多いです。