ブログ|くわはら鍼灸院

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鍼灸治療 コロナ禍 顎関節症

コロナ禍で増えている症状の中に

顎関節症があるようです。

マスク生活による弊害
ストレス
食いしばり

鍼灸治療は顎関節症にも効果が高いです。

董氏楊氏鍼治療では顎関節症といっても顎関節周辺には鍼はしません。

手や足のツボを利用して治療を行なっていきます。

鍼をした直後から口が開くようになる人も多いです。

顎関節症にお困りの方は、鍼灸治療はお勧めです。

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鍼灸治療  花粉症

節分、立春も過ぎました。

まだまだ寒さは続きますが、暦の上では春です。

ちらほら梅の花も咲きだしました。

患者さんの中にも花粉症を訴える人も増えてきましたが、

秋口から定期的に治療されている患者さんから

『今年はまだ花粉症が出ません』
『おかげ様で元気になってます』

と嬉しい報告を受けました。

花粉症でお困りの方

鍼灸治療

董氏楊氏奇穴治療はお勧めです。

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鍼灸治療 指先の痺れ

40代男性 指先の痺れ

痺れはなかなか、病院では改善しないですよね。

鍼灸治療では案外、早く改善する場合もあります。

神経を圧迫している場合
血流障害
糖尿病からくるもの

と原因も様々ですけど、

今回は、血流障害に対する鍼治療を行いましたが、一回の治療ですっかりと痺れが改善されたようです。

糖質病の治療もされているので糖質の取りすぎには注意するようお伝えしました。

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鍼灸治療  膝痛 鼠蹊部の痛み

60代 女性 左膝痛

身体を探っていき、押さえると左鼠蹊部にも強い痛みがあることを発見しました。

鼠蹊部が痛いからと言って、鼠蹊部に直接的に鍼は刺しません。

デリケートな部位でもあり
女性ですから尚更です。

そんな時に遠隔鍼治療は効果を発揮します。

肘に鼠蹊部の痛みに効果のあるツボがあるので、そこを選択しました。

また肘は膝と構造的に似ているので
膝痛にも効果を発揮します。

肘の鍼で鼠蹊部の痛みもとれて、
同時に膝の曲げ伸ばしも楽になりました。

遠隔鍼治療の醍醐味でもあります。

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鍼灸治療  ギックリ腰

53歳 男性 介護士

ギックリ腰の手前の感じがするので
用心のために治療にこられました。

椅子の立ち上がりの時に鈍い痛みがあり恐る恐る動く感じと言うことで、
椅子に腰掛けたままで治療を開始しました。

当院の鍼治療は、腰が痛いからと直接、腰に鍼をする事はありません。

今回は両方の手の甲に計5本
頭に3本の鍼をしました。

これで、椅子からの立ち上がりの不安もなくなり、前屈、後屈も痛みなく出来る様になられました。

予防に勝る治療はなし

早めの来院だったので効果も抜群でした。

今度からも、早めの治療と、今夜だけでもアルコールは控えるようにとアドバイスさせて頂きました。

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鍼灸治療 認知症と刺絡

鍼灸治療の中に刺絡(しらく)と言う
少量の血を出す、絞りだすと治療法があります。

これが思いの外、効果が高い場合があります。

認知症の母親の治療に耳からの刺絡を加えたところ、最近は表情が明るくなってきました。

認知症が完全に治るわけではないですが、家族にとっては表情が明るくなり、笑顔をみれる事は嬉しいです。

鍼灸師になって良かったと感じる瞬間でもあります。

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鍼灸治療の原理 まとめ

鍼灸治療の原理を要約すると

①血流増加
→根本治癒や機能回復に役立つ

②止痛
→症状の緩和、生活の質の改善
①の補助

③抗炎症
→症状の回復や改善、健康促進

④神経系の調節
→症状の緩和 生活の質の改善
健康促進(全身、精神〜心)

鍼を刺した瞬間に、これらの機能は全て同時に発動して相乗効果をあげることができます。

鍼灸治療は、副作用も少なく大変優れた治療効果を期待できます。

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鍼灸治療の原理 ④神経系の調整

神経と言えば…

神経痛
神経炎
神経麻痺
自律神経

などの言葉を連想されるかもしれません。

鍼灸治療は西洋医学が苦手とする自律神経の調整が得意でもあります。

鍼を刺すと、その刺激が脳に伝わりドーパミン、エンドルフィン、セレトニンなどの神経伝達物質、脳内麻薬物質が放出されます。

いわゆるハッピーホルモンと言うものです。

鍼を刺して、暫くすると交感神経優位な状態から副交感神経優位になり全身、精神〜心もリラックスしてきます。

体質改善にも期待できます。

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鍼灸治療の原理 ③抗炎症

抗炎症作用とは人間がもつ免疫の機能そのものだと言われています。

炎症とは主に細胞に損傷が起きることにより発生します。

この炎症は痛感を増幅させる為に悪いものと思われがちですが、壊れた組織の修復作用を起こしていたりするので、完全に悪いものというわけでもありません。

鍼灸治療による抗炎症作用は鍼を刺す事で細胞を破壊し、炎症を引き起こしてマクロファージの働きを活性化させたり、①血流増加によって炎症に関連する物資を血流で患部から除去し、肝臓で解毒する働きがあります。

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鍼灸治療の原理 ②止痛

前回の①血流増加が起こることにより
②止痛にも繋がり③抗炎症④神経系の調整も関係してきます。

一般的に鍼灸治療と言えば…

肩こり
腰痛
膝痛

などの痛みの治療が得意と思われています。

まさに鍼灸治療は痛みに対しては得意中の得意です。

私も鍼を刺した瞬間に痛みがなくなることを、毎日の治療で体験しています。

本当に痛みには鍼治療は効果が高いですね。

しかも痛みのある箇所ではなく、遠隔に鍼を刺した場合のみに

『βーエンドルフィン』

の分泌も確認されています。

βーエンドルフィンは一説では、なんと最強止痛薬としてもちいられる

『モルヒネ』

よりも日本の文献では6.5倍も作用があるといわれています。

英語の文献では50〜80倍といわれるものもあります。

それほど、鍼灸治療は痛みには効果を発揮するということです。

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